末廣・伝承山廃純米酒1.8リットル

末廣・伝承山廃純米酒1.8リットル

販売価格: 2,310(税込)

在庫数 12点

商品詳細

明治末期、嘉義金一郎(かぎきんいちろう)という人物はそれまで行なわれていた過酷な作業「生もと造り」の山卸し作業を廃止する「山廃造り」を創始した。そして大正初期、会津若松の末廣酒造では全国にさきがけ、この山廃仕込みの考案者でもある嘉義金一郎氏(かぎきんいちろう)の指導により、末廣酒造嘉永蔵で山廃造りを始めたのです。以来100年に渡り末廣酒造に嘉義式として伝承されているのがまさにこの「伝承山廃純米酒」なのです。
末廣・伝承山廃純米酒
口中に入れると、酸味と甘味が入り混じり、かすかに苦味が感じられる。 この複雑な味わいによって、さまざまなお料理とこのお酒が見事に調和。 嘉儀金一郎氏(かぎきんいちろう)が遺してくれた会津伝承の深い味わいをお楽しみください。 冷からぬる燗までがおすすめです。

江戸幕府の末期、新しい時代の波が内外で大きくうねっていた頃。 会津・保科正之公の家臣として家を興し、御用酒倉として名を馳せていた新城家から新城包格(初代猪之吉)が分家独立、酒造りを始めた。ときに嘉永三年。 末廣の歴史は日本の夜明けと共に始まった。 酒づくりは米づくりからと、会津二百軒の農家と契約。 理想の米作りをする為、農協と有機肥料を共同開発した。また、自家製酵母の開発にも力をいれた。 会津の米と会津の水、会津杜氏と会津にこだわり、酒造りの伝統の技法を頑なに守りながら、科学的理論と合理的設備を導入して、末廣は今、新しい伝統を築こうとしている。